庶民向けのFP教室

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社会人1年生に送りたい7つのお金の話し

4月は始まりの季節、学生生活を終えて新しく社会の波に揉まれる新社会人もたくさん居るでしょう。

会社では色々な研修を受けると思いますが、研修では受けることの無いであろうお金の情報をお伝えします。

どんなに勉強が出来てもお金で失敗してしまう人は多いんだ

この記事がマネーリテラシーを知るきっかけになったら嬉しいな!

 

まずは手取りの10%を貯金に回そう

新生活でお金もかかり、貯金も難しいかもしれないが貯金習慣を身に着けてほしい

まずは給料の手取り10%を目標に頑張ろう!

貯金癖は一生役立つスキルなんだ、出来ない人はとことん出来ない

若いうちに手に入れたいスキルだね

給料の手取り額は年々変わるので「毎月2万貯金する」よりも、「手取りの10%貯金する」のように割合で目標額を決めたほうが良いです。
最初の目標は10%、経験も積み給料も上がりボーナスも入るようになってきたら、だんだんと割合を増やしていきましょう。

最終目標は手取り額の20%を貯金し続けること、これが出来れば貯金スキルは相当なレベルと言えます。

 

2年目からは住民税に注意

今年は発生しないが、2年目からは住民税と言うものが発生するんだ

前年の所得に対して課税されるから1年目は住民税の引き落としは無いよ

初年度の年収300万なら、およそ12万の住民税を支払うことになる

12で割った毎月1万円が給料から引かれるんだ

来年の6月からは住民税が課税されます、これを知らずに手取りが減ったと大騒ぎする人が出るのは風物詩。
恥ずかしながら当時の私は大騒ぎする側の人間でしたが。。。

 

ふるさと納税は必須科目

来年から発生する住民税を減税出来る素晴らしい制度だ

サラリーマンならふるさと納税はやって損はないよ!

初年度の年収が300万であれば28,000円までふるさと納税をすることが可能。
その28,000円から2,000円を引いた額、26,000円が来年の住民税から引かれます

はじめは制度に対する不安も有るかもしれませんが、一度やってみると「こんなもんか」とすぐに馴れるのでご安心を。

 

投資に触れてみよう!

今や投資の代名詞、積立NISAをぜひ知ってほしい

この制度を活かせるかどうかで将来的に大きな差がついてしまうんだ

最初は大きい金額を投資に回すのは難しい、まずは月1000円からでも始めてくれ

1000円から投資と言う制度に馴れていこう

楽天証券かSBI証券で全世界株式を購入、これはもはや積立NISAの最適解でも有ります。
証券口座を開設して投資に挑戦し、投資に回したお金が増減する感覚に馴れていきましょう。

 

余計な保険に入らないように注意

物事を知らない新社会人が過剰な保険を契約してしまうのも春の風物詩だ

僕も昔は生保レディの口車に乗って毎月2万の保険に入らされたよ

こんな奴もいるからお姉さんに誘惑されないように注意してくれ

サラリーマンが加入する社会保険は超優秀、健康保険・厚生年金保険・労災保険・雇用保険とカバーできる部分は多岐に渡ります。

これだけでも十分なのに、社会人1年目が他の保険に加入するのは過剰な保険加入と言わざるを得ません。

 

副業は慎重に!

個人的に副業はオススメだ、しかし身体を第一に考えてほしい

新人は新しい環境で疲れやすいんだ、しっかり休むことも大切だよ!

お金を増やそうと副業を考える人も居るでしょう、その考えは本当に素晴らしいと思います。

しかし、見た目以上に身体は疲労するもの、身体を休めることを優先しましょう
まずは環境に馴染んで、余裕が出始めてからでも副業を始めるのは遅くありませんよ。

 

お金の勉強をしてみよう!

勉強と聞くと身構えてしまうが、お勧めはFP3級のテキストをざっと読むだけでよい

全く知らないか、少しでも知ってるは大きな差があるからね

FP3級は年金や保険、投資なんかの基礎的な事を学べるんだ

内容も簡単だからテキストもすらすら読めるよ

この記事をここまで読んでくれた人は、お金に対する関心の強い人だと思います。

そんな人には是非ともFP3級の勉強をお勧めしたいです、資格を取らなくてもテキストを流し読みするだけで十分な効果が有るので、お金の知識の入門書として最適です。

 

お金を制す者は人生を制す、お金に強い人間になってほしい

新しい生活が上手くいくことを祈ってるよ!