2024年から新NISAが始まり、新たに投資市場に参入した人も多いことでしょう。
しかし、ネット上では早くも新NISAを解約したとの声も多く聞かれます。
今回は、そうした声をまとめ、なぜ解約することになったのか、そしてどのように改善すべきだったのかを考察してみたいと思います。
投資を行っている以上、残念ながら元本が割れてしまうことは100%避けられません。
このような元本割れが気になり、NISAを解約したとの声が多く聞かれます。
確かに価格の下落は心地よいものではありませんが、投資との長い付き合いを通じて不思議と慣れてくるものです。
いきなり馴れることは難しいかもしれませんが、解約はいつでも可能ですので、せめて最低でも半年は解約を控え、投資に慣れていただきたいものです。
クリーンテックは環境に配慮した企業への投資が可能です。
今年に入ってから株価は下がっており、この投資信託を購入した人は辛い日々が続いているでしょう。
どのような経緯でクリーンテックを購入しようと思ったのかは分かりませんが、この投資信託は非常にマニアックで上級者向けのものです。
したがって、初心者向けの投資信託への切り替えをお勧めします。
e MAXISの中であれば、e MAXIS Slim全世界株式またはe MAXIS Slim全米株式の購入をお勧めします。
積立NISAのシミュレーションは正しいとも間違いとも言えるので、勘違いを引き起こすことがあります。
下記の記事では注意点をまとめていますので、気になる方は一読してください。
自分の資産の大半を投資に回すことは非常に危険な行動です。
もしもの際に引き出すお金がなく、NISAを解約しようと考えたときに、株価が下がっていて元本が割れていた場合、損失が発生する可能性があります。
長期的な投資信託の保有を続けるためには、生活防衛資金の確保と十分な余裕を持った金額の投資が重要です。
これは守っていただきたい基本的なルールです。
確かに新興国株式は高いリターンを得られる魅力的な投資対象かもしれません。
しかしながら、高いリターンということは逆にリスクも大きいというものです。
リスクとリターンは表裏一体です。
新興国株を購入する際には、豊富な知識と慎重な検討が必要です。
筆者はコロナショックで株価が約6割ほど下落しましたが、それほど精神的なダメージは受けませんでした。
当時が投資歴三年目で株価の上下に慣れていたことと、様々な勉強を通じて売らずに購入を続けることが重要であると理解していたからだと思います。
現在はコロナ前よりも高い値を記録しており、一度の暴落を経験した経緯から次の暴落も乗り越えられるとの考えを持っています。
投資と言うと売り買いを繰り返して利益をあげるイメージが有りますが、積立NISAのようなインデックス投資はただ購入し持ち続けるのみ。
人によってはそれがつまらないと感じて辞めてしまった人が居るようです。
私なんかは逆に楽で良いと考えていますが、人の考え方は千差万別なので仕方ないですね。
最初のうちはそういうものです。
それが日がたつにつれて確認する回数が減っていき、気づいたころには投資をしている状態が普通になり、NISA引き落としの連絡がきて投資をしていたことを思い出す程度になります。
現在はまだ確認して問題ありませんが、そのうち確認する回数が減少することが予想されますので、ご安心ください。
まだまだ始まったばかりの新NISA、さっそく色々な考えや情報が回ってきて面白いなと感じています。
このブログでの考えは一貫しており、楽天証券かSBI証券を利用し、全世界株式か全米株式を積み立て続けるのみ。
今後もNISAに係る情報が有りましたら発信していきます。
また、気になる点等の質問にもお答えしますのでお気軽にご質問ください。