将棋のタイトル戦の一つの見どころともいえる「おやつ」
各対局ごとに8種類ほどの候補があり、対局者が食べたいおやつを選んで指定の時間に運ばれる流れになっています。
最近では藤井聡太八冠の活躍が目まぐるしく、藤井八冠の食べたおやつは一気に売り切れてしまうのが恒例行事。
この記事では、藤井八冠が食べた「可愛いおやつ」を紹介します。
~2021年叡王戦第二局~
まず最初に紹介したいのが不二家の「コロコロしばちゃん」
見た目のインパクトで一気に注目を浴び、暫くはコロコロしばちゃんの売り切れが頻出、さらには不二家のケーキも品薄になるという状況が起きました。
渡辺明九段が「どこから食べるのかが気になる」と言っていたように、藤井聡太八冠はどこから手を付けたのかが気になりますね。
~2022年竜王戦第二局~
可愛らしいくまの最中、安直なネーミングですが「くま最中」
藤井聡太八冠曰く「頭部まで餡子がぎっしりで美味しかった」と、くま最中を食べた時にしか言わないような食レポも流石といったところ。
進撃の巨人のように頭からがっつり食べたのでしょうか?
それとも天才らしく、我々凡人には思いつかない食べ方をしたのかは不明です。
~2021年王位戦第一局~
藤井聡太八冠地元の名古屋市では有名な「ぴよりん」
ぴよりんをモチーフにした、見るもの誰もが微笑みたくなる可愛らしいアイス。
名古屋コーチンの卵を使って作られており、色物かと思いきや立派な名古屋名物のお菓子でしょう。
余談ですが、藤井八冠のネット将棋のアカウント名が「piyopiyoko」だったこともあり、ぴよりんと何か繋がりがあったのかもしれませんね。
~2023年竜王戦第四局~
「お菓子のふじい」の人気メニューの「塩バター大福」
北海道産のもち米や小豆を使って作られており、小豆とバターの組み合わせが心休まる美味しさ。
お菓子のふじいと言う名前に縁を感じて注文したと話しており、何気ない一言から藤井八冠の人間性の素晴らしさが感じられます。
藤井八冠に食べられてから、ネットでの注文が一気に30倍になったとのこと。
~2021年竜王戦第一局~
ハロウィンのモンスターをかたどった紫芋のモンブラン。
東急ホテルのハロウィン限定メニューで、モンブランの中にはバニラクリームとキャラメルソースが入っているようです。
モンスターにフォークを入れるときは何を思っていたのか気になりますね、将棋のことで頭が一杯の可能性もありますが。
この辺りから藤井聡太は可愛いお菓子が好き!という評判が広がり始めました印象です。
~~番外編~~
こちらは残念ながら藤井八冠に食べられることはありませんでしたが、話題になったお菓子を紹介します。
~2023年王位戦第三局~
つくし牧田のシマエナガの練り切り。1個300円未満とは思えない高級感ある甘さが特徴です。
テレビでも可愛いと評判だったので、てっきり選ばれるものかと思いましたが、残念ながら選ばれることはなかったお菓子。
一部では「藤井受けを狙いすぎてしまった」との声もありますが、その真意は不明。
~2022年竜王戦第三局~
藤井八冠が五冠を達成したときに、自分の立ち位置を聞かれて「森林限界の手前」と話したエピソードを元に作られたお菓子。
これは完全に狙いすぎてしまいましたね、対局相手の広瀬八段も選び難かったでしょう。
今後も活躍が続くであろう藤井聡太八冠、圧倒的な強さ以上に礼儀正しさと謙虚な姿勢が多くの日本人の心を掴んだのでしょう。
併せて素敵なスイーツも紹介されるので、甘いもの好きな私には将棋の内容と同じくらいの注目ポイントです(笑)