囲碁漫画と言えばヒカルの碁が超傑作の一強として名前が上がりますが、将棋漫画は種類も多く良作が多数存在するイメージです。
今回は将棋漫画を全て読んだ筆者が、オススメしたい将棋漫画を5つ紹介します。
リボーンの棋士
年齢制限により奨励会を退会した主人公の物語。
将棋漫画と言うとプロ棋士を題材としたものが多い中、プロになる事を挫折した主人公という珍しい漫画になっています。
将棋を忘れて生きようと決心するものの、人生から将棋を切り離すことは出来ずに、新たにアマチュア棋士として再生(リボーン)する姿が描かれています。
私は土屋推しだ、人間くさい魅力がたまらないな
・将棋を指したいなと思わせる作品
・もう一人の主人公「土屋」が漫画を面白く引っ張っている
・全7巻、打ち切りと言う形らしいが綺麗に終結しており読み易い
聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男-
29歳と言う若さで他界した孤高の天才棋士・村山聖先生の壮絶な人生を描くコミックドキュメント!
村山九段は実際に存在した将棋棋士です、腎臓障害と闘いながら将棋に挑む姿は圧巻の一言。
生きるという奇跡と熱さを見直したい人にはオススメの漫画、泣けます。
村山先生かっけえええええええ!!って気分になるよ
・子供には重い内容だが、将棋を指す子供に読んでほしい
・将棋漫画の中では一番の感動作
・村山聖の命を燃やす生き方に考えさせられるものが有る
龍と苺
『響〜小説家になる方法〜』の作者・柳本光晴さんの新作、現在も少年マガジンで連載中。
将棋の天才女子中学生が、年上のおっさんをボコボコに倒していく爽快なストーリー。
そんな中にも天才と秀才と凡人、年長者や若年者、プロ棋士やアマ棋士など色々な人間の思いも描かれており、ドラマとしても非常に面白いです。
漫画の作りが上手で続きが気になる作品だ
・超天才と言う人外を眺める漫画
・展開もサクサク進むのでストレスなく読み進められる
・連載は第一部完、謎に包まれた二部を連載中
バンオウ
不死身の吸血鬼が将棋に夢中になり、何百年と実力を磨きながらひっそりと生きてきたものの、ひょんなことから竜王戦で戦うことになった物語です。
凡才ながらも驚異的な努力で天才に挑む姿は、見ている読者も応援したくなること間違い無し。
魅力的なキャラクターも多く、読了後は爽やかな気分にさせてくれる漫画です。
色んな所で紹介された作品だね
・天才vs数百年の努力
・ぽつぽつ登場するギャグシーンも良いアクセント
・将棋を知らなくても楽しめる素敵な漫画
将棋の渡辺くん
将棋棋士・渡辺明九段の日常を描いた漫画、作者は渡辺九段の妻である伊奈めぐみさん。
新聞には載らない棋士や将棋界の事が面白おかしく描かれており、将棋ファンなら是非とも読んでもらいたい漫画。
普段の棋士ってどんな感じなんだろう?そんな疑問への回答書です。
将棋漫画とは思えないほのぼのとした雰囲気と作風が癒しだ
・渡辺夫妻の人柄が素敵!
・将棋ファンの必読書
・色々な棋士が出てくるので、貴方の好きな棋士も見れるかも!?
以上、五つの将棋漫画をご紹介しました。
それぞれが異なる視点で将棋の魅力を描いており、将棋ファンならずとも楽しめる作品ばかりです。
将棋に興味を持った方は、ぜひこれらの漫画を読んでみてください。