凡人の私が貯金1000万円を貯めた軌跡を紹介します

なんの取り柄もスキルも無い平凡なサラリーマンが、貯金1000万に至る経緯を貯金額別にまとめてみました。

同じような経験がある人は、顎が千切れるぐらいに頷いてくれるかもしれません。

【貯金額ゼロの時期  散財の果てに貯金を心掛ける】

私は新卒で金融機関に入社したが、現在よりも手取り額は遥かに多かったにも関わらず、全くと言っていいくらいに貯金は出来なかった。

馬鹿な私が馬鹿で有ることに気付かないくらい馬鹿だった時期である。

入社してから辞めるまでは貯金とは無縁の生活を行なっていた。

そんな私が変われたのが金融機関を辞めてからだろう。当たり前の話だが、仕事を辞めれば当然お金は入ってない。

それにも関わらず散財をし、なけなしの失業保険を食い潰し貯金は0。しかし、大学卒業3年目にしてようやく貯金のスタートラインに立つことが出来た。

【貯金0〜100万の時期　毎月の貯金とフリマアプリとの出会い】

金融機関を辞めてから今の会社に入社し、貯金ゼロの苦い時期を味わっていた私は少しでも貯金しようと動き始めた。

相変わらずお金の使い方は下手だったが、それでも何とか月1〜3万くらいはお金を残せていた。

貯金が50万を超えた頃に出会えたのがフリマアプリ、この出会いが本当に大きかった。今でも節約の柱のひとつとして活躍している。

不必要な物に囲まれていた私はそれらを売ってしまおうと考え、いらないものを売った結果貯金は100万円を超える。

【貯金100万〜300万の時期　消費を抑える術を学んだ】

貯金100万を作れたら不思議と「この100万は残しておきたいな…」みたいな感情が産まれる。

物を買う時も衝動買いはせずに、自然とフリマアプリで安くは買えないかと調べるようになった。

スマホ代も月に15000円近く払っていたのを、当時はUQモバイルの6000円くらいに変えたことは自分の中では衝撃的な出来事であった。

そこで初めて気がついたのが、私は全く使用していないサブスクに月5000円を数年間も払っていたのである。こんな物を払いつつ貯金出来ないと嘆くのはアホの極みだろう。

なるべく消費を抑えられないかを考えることが当然になった時期、この時は月に4〜5万は貯金出来るようになってきたと思う。

【貯金300万〜500万の時期　カードポイント・投資・節税　制度を活用する】

この辺りから一人暮らしを始める。貯金スピードが減るかと思ったが、逆に今まで以上に貯金は出来るようになった。

一人暮らし当初は家計簿をつけようと思ったが、面倒臭くて即挫折。家計簿の代わりに、毎月の貯金額を貯金通帳に書き込み、通帳からお金を引き出す時は何のお金かを記入するようになる。

この時期は毎月7万前後の貯金が出来ていることが通帳から確認できる。

クレジットカードを楽天カードに切り替えて、楽天カードアプリでカードの支払い状況を可視化出来るようになったのと、ポイントが貯まっていく過程も楽しかった。

インデックス投資とふるさと納税に出会えたのもこの時期。金融機関に勤めていた過去が有るので、投資とは身近だったものの、実際に自分が投資をやる事になるとは思わなかった。

投資を始めた当初は、毎日証券口座を眺めてドキドキしていたものだ。

【500万〜800万の時期　貯金スピードが飛躍し始める】

スマホ代引き下げの情報が回っており、私もサービス開始から格安SIMのLINEMOに変更。

こういったオトクな情報には即対応出来るようになったのは成長の証かもしれない。

証券口座をみてドキドキする事も無くなったし、投資を行っていることに対して特別な感情も無くなったのだろう。

この辺りからコロナ禍に入り本業が少し暇になってきたので、副業に興味を持ち始めた。

ブログやライティング作業、プログラミング、YouTubeなどを始めるものの上手く行かずに難しさを知る。

唯一ランサーズのライティング案件で5万ほど稼げたが、ダメ出しが多すぎて萎えてしまい、案件を放り出して撤退。我ながら本当にどうしようも無いヤツである……

試した副業はどれも上手く行かなかったが、文章を書くのは好きだったので、趣味的な感じでブログは継続。アフィリエイトで初めて収益が出たのは、ブログを開始してから1年以上経ってからだった、この時は本当に嬉しかったのを覚えている。

 

【貯金800万〜1000万到達　貯金と健康第一！！】

この時期の毎月貯金額は10万前後。

少ないモノで生活を行うことにより、物欲が無くなる感覚を知る。

継続していたブログ３本が月に1〜2万程度の収益を産んでくれるので、毎月の光熱費代くらいになるのが嬉しい。

貯金0の時期は毎日イライラしていたものだが、メンタル的にも安定してきていたのを感じている。

貯金レベルに大切なものが身体のケアで有ることを学び、日々の筋トレや定期的なマラソン、早寝早起き、歯磨き。さらには自分の心を強くするためにも仏教や心理学の勉強を始めた。

心身の健康を維持して日々の生活の質を向上させていきたいと考えがシフトする。

【貯金1000万〜現在　倹約は続くよどこまでも】

貯金1000万は大した金額では無い、相変わらず小さいアパートに住んでいるし、割引シールが貼られているスーパーの食材なんかには目が無い。

それに、数年引きこもってしまえば簡単に吹き飛ぶ金額だろう。

しかし、この金額を貯めるまでの知識と経験は、貯金1000万以上の価値が確実に有ると思う。

貯金0〜500万を貯めるまでには8年以上は掛かったが、500万〜1000万は4年も掛かっていない。

「貯金額＝貯金レベル」何かの記事でこんな言葉を聞いたが、本当にその通りだと感じる。

現在は毎月の貯金は自然体で行えるので、何か有益な情報は無いかと常にアンテナを張っている。

そういった情報は自分の心に余裕が無いと見逃してしまうと思う。

メンタルを強くするために身体のケアと勉強を行い、日々の生活を豊かにしていきたい。

…しかし、貯金生活の行き着く先が仏教になるとは夢にも思わなかった(笑)