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専門業者が語るキッチンラップ使い比べ

普段何気なく利用しているラップですが、価格帯や種類が多いことはご存知でしょうか?

飲食業界に備品を納品している筆者が、実際の現場の声を交えながらメリット・デメリットを紹介します。

本記事を一読すれば、ラップの知識が向上することは間違いないでしょう。

 

激安ラップ➖ダイアラップ・キッチニスタラップ・ヒタチラップ

この辺りのラップは100mで300円程度という低価格、安かろう悪かろうという言葉がピッタリのラップです。

ラップは非常に薄く、くっつき具合も今一つ、耐熱性もギリギリのラインで、レンジでチンすると溶けそうなぐらいにふにゃにゃになります。

しかし、価格は非常に安いので気兼ねなく使えることがメリットでしょうか。

生ゴミを包んで捨てたり、メルカリなどの商品発送の際に包装に使えたりと、キッチンラップ以外の用途に使うには最適です。

 

高級ラップ➖サランラップ・クレラップ

一般的にキッチンラップと言えばこの2本を思いつく人が多いかもしれません。

酸素やニオイを通さずに、水分を保つ力も非常に強いので、食材に利用するにはピッタリなラップです。

非常に使いやすく密着性もピッタリ、ストレスのない使いやすさは流石と言ったところ。

50mで550円と言う価格は激安ラップの2倍近くですが、その性能の高さはお約束できます。

 

中級ラップ➖リケンラップ・ポリマーラップ

飲食店などで業務用として使われていることが多いラップ。

販売されていることは少ないですが、稀に一般店に売られているのを見かけます。

ペラペラの薄さの割には密着感と耐熱性はそれなりに高く、食材にも問題なく利用することが可能。

すこし伸びる感じが使いにくいと言われることも有りますが、コスパの魅力を考えるとリピーターも多く存在します。

 

結局どれを使えばよいの?

食材の保水効果も備えているサランラップとクレラップをお勧めしたいです。

美味しさを逃がすことなく包み込んでくれるので、冷凍保存を行っても食材の旨味成分を保ってくれます。

また、激安ラップは食材を包む以外の用途にも何かと便利なので、1本家にあると痒いところに手が届く働きをしてくれるでしょう。