
羽生善治の終盤術は、終盤力の強化+羽生さん特有の優しい語りで解説してくれることから、多くの人に支持されている名本です。
しかし、その内容は本当に難しく、まだ棋力が低い人が使いこなすのは大変でしょう。
今回は、そんな「羽生善治の終盤術」を3冊のレビューをしてみたいと思います。

羽生先生「あなたの考えと私の寄せを比べてください」
どう考えても比較する人間がおかしいだろ
まず羽生の終盤術の1と2の難易度は鬼です、アマ三段程度の私ではお話にならないレベルです。
レビューサイトとしては失格ですが、たぶんこの本を使って勉強できる人はアマ強豪以上のレベルかと。
私ではレベルが高すぎて勉強にならなかった、これで締めさせていただきます。
これも「えっ、これが基本だけなの?」と突っ込みたくなる内容。
まぁ、羽生さんレベルなら基本だけなのかもしれませんね。
でも、1に比べたらまだ理解出来るので、私と同じくらいの棋力の人が読むには良いかもしれません。
終盤の本は基本的に難しい、これも例に漏れずって感じかな
羽生さんの丁寧な解説がこの本の良さですが、羽生さんがニコニコしながら鬼のようにレベルの高い話を披露する姿が目に浮かびます。
しかし、これが将棋における大局感という物が、ぼんやりとした形が見えるようになったのは大きい。
1に比べて簡単とは言え、この本を読むなら7手詰将棋がバシバシ解けるくらいの終盤力は欲しいところ。
そして、わざわざ2を読むよりも、次に紹介する3を読んだ方が難易度と内容の面でもお勧め。
3は明らかに1と2に比べて難易度が激減するので、この本を使いたい人はまずは3から初めてみましょう。
私程度の棋力でも回答出来る問題は多く、理解も出来るのでストレスなく読み進めることができました。
初段〜二段くらいで伸び悩んでる人には良いと思うぞ
十分に持ち駒がある状態から、どのように囲いの急所を見つけて手を作っていくかを学ぶことができ、周回を進めるうちに終盤力の質が変わります。
2章の対穴熊崩しの考え方と手筋は必見、何度も繰り返し勉強しておきたい項目でしょう。
羽生善治の終盤術は確かに良い本ですが、難易度が高く有段以下の人にはお勧めしにくい本。
1つの項目で6問くらいの構成になっており、毎日の詰将棋と合わせて1項目みたいな使い方をすると良い感じかもしれません。
難易度は優しくはないので、エンジョイ勢よりも本気で将棋が強くなりたい人向け、何度も周回を重ねれば確実にライバルに差をつける事ができます。


