庶民向けのFP教室

プロ庶民?が生活に役立つ情報を発信します。

棋力向上に役立つ詰将棋本の選び方【初心者向け】

詰将棋は将棋の棋力を上げるためのトレーニングに最適です。

日々継続して詰将棋を解き続けることで、終盤力が強化され勝率アップに繋がることは間違いありません。

今回は詰将棋の本はどれを選べば良いかについて詳しく解説します。

詰将棋ハンドブックor高橋道雄詰将棋

結論から言いますと、詰将棋の勉強をするならば詰将棋ハンドブック高橋道雄先生の詰将棋本を使えば間違いはありません。

この2つのシリーズは実践向けの問題が多く収録されており、将棋が強くなるための勉強としては最適です。

難易度的には詰将棋ハンドブック>高橋道雄詰将棋
詰将棋初心者であれば、高橋道雄先生の3手詰めから始めるのがオススメ

また、詰将棋ハンドブックは数種類有りますが、どの色を選んでも難易度に差はほぼ有りません。

これで話が終わってしまうので、文字数を稼ぐために次は敬遠した方が良い詰将棋本について解説します(笑)

実戦では有りえない詰み筋の詰将棋本

例えば、飛車不成で打ち歩詰めを回避して詰ますなど、実戦ではほぼ出て来ないであろう詰将棋が収録されている本は、棋力向上のための勉強に使うには不向きです。

変態詰将棋は趣味レベルで楽しもう!

この手のタイプは詰将棋を一つの芸術作品として楽しむ意味合いが強いですね。

詰めパラに収録されている問題はこの傾向が強いです。

複数の詰み手数問題が混合している詰将棋本

3手・5手・7手詰めの問題が1冊に纏められている本は、目的がはっきりしていないのでオススメは出来ません。

3手詰を解くのがやっとな人には、5手7手の問題を解くのはまだ早いですし、1冊で解ける問題の数も減ってしまうのでコスパも今ひとつ

自分の棋力に合った手数の問題を選ぶようにしましょう。

筆者が初めて買ったのはこのタイプで、5手7手問題は全く解けなかったよ

詰みの手数が書かれていない詰将棋本

5手詰など詰み数が書かれていない問題集も実は勉強には不向きです。

「実戦では詰みの手数なんて分からないから、こっちの方が良い」と言う声もありますが、そもそも実戦では、詰んでるかどうかすら分かりませんからね。

まだ棋力の低い頃にこのタイプの本を使ってしまうと、解けない問題を延々と考えて時間だけが過ぎてしまいます。

まとめ

以上のことを踏まえると、詰将棋本は詰将棋ハンドブックか高橋道雄詰将棋のどちらかを利用したいです。

効率的な勉強をすることで、自分の成長スピードも早くなり、周囲のライバルに差をつける事ができます。

一緒に日々の勉強を頑張りましょう!

まとめポイント

・詰将棋ハンドブックがオススメ、色はどれでもOK
・高橋道雄本は詰将棋ハンドブックよりも優しい問題が多い
・詰将棋初心者は高橋道雄3手詰から始めよう!