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将棋道場でありがちなこと10選

将棋愛好家たちが集い戦う将棋道場

近年、数は減りつつありますが、将棋道場には連日多くのお客さんで賑わっています。

そんな将棋道場でありがちな事をまとめました。

 

王将の譲り合い

一般的に段位や級位が上の者が王将を持つ風習が有りますが、この王将を譲り合う光景は将棋道場の日常茶飯事。

謙虚な日本人の良い所と言えなくもないですね、ノータイムで王将を取るのもなんだか気が引けますし。

一応のマナーとして王将を持つ場合は「失礼します」の一言を添えておこう

 

ぼやきおじさん

「あー分からないなー」「うーん厳しいなぁ」みたいに唸りながらも、厳しい手を連発するおじさんも良く目にしますね。

逆に本当に辛い局面では無言になったりするので、ぼやきおじさんのボヤキを本気に受け止めてはいけません。

 

恐怖の子供

大人から見ると道場で戦う子供ほど嫌なものはありません、断言出来ます(笑)

ノータイムでバシバシ急所に手が伸びるし、受けるところはしっかり受けてくるし、勝ったら嵐のように颯爽と消えていく子供将棋指しは恐怖の存在

強い子供にやられると大人はメンタルに来るのよ

 

級位者大会と言う名の有段者大会

道場で開かれる級位者大会、将棋倶楽部24の級位者(将棋俱楽部24では5級であっても道場初段相当)が上位を占めるのもありがちな光景。

大会の景品の豪華さに比例して、将棋倶楽部24の級位者がハイレベルな戦いを繰り広げます。

全部がそうと言うワケではありませんが、大会のレベルが気になる場合は予め運営に問い合わせると良いでしょう。

 

扇子を見て推し棋士トーク

好きな先生の扇子を手に対局に臨む人も多いでしょう。

対局後に「誰の扇子ですか?」みたいな質問から、推し棋士トークに発展するのもありがちですね。

将棋と言う趣味を通じて、初対面の人とこのような話が出来るって素晴らしいなと思います。

これが楽しみで通ってる人も居るみたいだぞ

 

負けて泣いてる子供が居る

一生懸命に指した将棋だからこそ負けると悔しいもの、大人だって泣きたくなるんだから、悔しくて泣いてる子供も目にしますね。

泣いてる子供に他の子供が「大丈夫だ、お前は強くなれる」と励ましてるのを見てほんわかした思い出が有ります。

涙の数だけ強くなれるよ

 

煙草の煙で黄色くなった壁

今は変わりましたが、昔は煙草を吸いながらビール片手に将棋を指していたのが当たり前の光景だったようです。

古い道場だと、煙草の煙で壁が黄色くなっており、席主さんが「昔は煙草吸いながらやってたのよ」と懐かしそうに話していました。

 

教えたがりな高段者

感想戦中にどこからか現れて、素晴らしい読み筋を披露してから去ってゆく名も知らぬ高段者。

私は結構ありがたいと思ってしまいますが、人によっては嫌がる人も居るみたいですね。

将棋が好きゆえに口出ししたくなっちゃうんだろうね

 

昇級昇段ストッパーの常連

勝ち星を重ねてあと一つ勝てば昇級or昇段!

それを拒むかのように、その段位帯の番人的な常連がどこの道場にも居るものです。

非常に傍迷惑な存在ですが、自分のレベルも上がれば番人とも戦えるようになるので、一つの目安としては最適かもしれません。

 

将棋がもっと強くなりたいと思うようになる

最後にこの記事を〆るならばズバリこれでしょう、近年ではネット将棋が主流ですが、ギリギリの対人戦で得られる経験値はネット将棋の比ではありません。

シンプルに将棋が面白いと感じられますし、帰り道は誰もがもっと強くなりたいなと思いながら道場を後にしています。

最初はなかなか敷居が高いけど、是非とも道場に通って将棋の面白さ体感してほしい