はやのじブロマガ

暮らし・将棋・庶民グルメ・サブカルチャーについての情報を共有します。

自分語り

高校の頃に旅先のホテルで深夜にシャイニングを見てしまった話

高校の頃、私はなぜか仙台に一人旅に出ていた。理由はもうほとんど覚えていない。観光地も、食べたものも、どこを歩いたのかさえ曖昧だ。ただ一つだけ、やけに鮮明に焼き付いている夜がある。 ビジネスホテルの一室。時刻は深夜。 その夜、私は「ちょっとし…

15年間持っていた御守りを返納しに行った話

この御守りをもらったのは15年くらい前、公務員試験に全落ちして、その後の就職活動も上手くいかずに精神的に病んでいた時期だったと思う。 それから月日も流れて、今では当時目指していた道とは全く違う道でそれなりにやっているのだから、人生とは何が起こ…

2万円で自作PCを組んだ中学時代、そして消えた秋葉原ジャンク通り

実家の整理をしていたとき、押し入れの奥から中学時代に組んだ自作パソコンの残骸が出てきた。 ホコリまみれのケース、外れかけたフロントパネル、曲がった排熱ファンの跡 一目見た瞬間、懐かしさと共に当時の情景が鮮明に蘇った。 中学生の僕が選んだ自作PC…

月姫が好きすぎて、今の型月を受け入れる事が出来ない話

「月姫」との出会いは鮮明に覚えている。 秋葉原のジャンク通り、路面店。当時は新品のPCを買うお金もなく、格安パーツを買い揃えて自作したWindows MEのPC。 路面店に積まれていたのは、印刷もされていないコピーディスクの月姫。 正規品かどうかなんて気に…

ドラクエⅢの中身を見た時、僕はゲームプログラマーになる夢を諦めた

子供の頃、私は「ゲームを作る人」になりたいという夢を抱いていた。 ある日、少年だった私はその夢の一歩として、ドラゴンクエストIIIのデータを改造しようと試みた。 方法もよくわからないまま、バイナリエディタを立ち上げ、ワクワクしながらゲームのデー…

ヘブバンをアンインストールした日。麻枝准からの卒業式

学生時代の私にとって、「麻枝准」は神だった。 20年以上前に、初めてプレイしたのは『Kanon』。 月宮あゆのシナリオで、私は人生で初めて「物語に震えるほど感動して放心状態」という体験をした。 記憶、願い、別れ――そんな曖昧で切ない感情を、どうしてこ…

マルチに泣かされた初代「To Heart」の思い出

1997年にLeafから発売された恋愛アドベンチャーゲーム『To Heart』この作品がリメイクされるとのことで、唐突にこの記事を書いてみたくなった。 ToHeartは、メイド型ロボット「マルチ」が人気キャラであり、シナリオにも心を打たれ、涙した人は多い。 かく言…

【懐かしきインターネット黎明期】Windowsのメモ帳でホームページを作ったあの頃の話

今やスマホひとつで何でもできる時代。 SNSで誰とでも繋がれ、ブログや動画配信もワンクリックで始められる便利な世の中です。でも、そんな今だからこそ、ふと懐かしくなるのがインターネット黎明期の話。 今回は、私が中学生の頃にメモ帳だけでホームページ…

公務員浪人をして気づいた「失敗したからこそ見えるようになった景色」

38歳になった今、ふとした瞬間に若かった頃の自分を思い出すことがあります。 特に春、新卒の若者たちが新たな環境に飛び込んでいくこの季節は、自分が遠回りしたあの数年間を強く意識させられます。 挫折とコンプレックス 25歳の頃、新卒で入社した銀行を辞…